サイト開発〜これだから失敗する


サイトが「使いづらい」「わかりにくい」という問題にお困りではありませんか? 今回、とくにメニュー/ナビゲーション部に焦点をあて、問題あるサイトを参考にしつつ、より優れた設計を考えてみましょう。


【1】機能と遊びが分離されていないナビゲーション問題


http://tenpo.sofmap.com/yurakucho/index_f.html

パソコンショップS 有楽町店サイトの場合:

回線速度やプラグインインストール率の向上で、より身近になってきたShockWave Flashですが、実際の用途や設計においては、問題のあるサイトも多いようです。こちらは、ナビゲーションの個性にこだわるあまり、非常に使いづらいページを作っているケースです。

これは、本来使いやすさを第一に考えなくてはならないナビゲーションに、安易に遊びの要素を組み込んでいることが問題と判断されます。

左のページ例をご覧ください。
肝心のメニュー部分には、「menu here」とあり、小さい四角のアイコンがあるだけです。しかも、そのアイコンにマウスを当てても説明がでてくるまでにモーションが入り、すぐに表示されません。また、表示されるメニュー名も抽象的です。これでは、利用者は戸惑うだけでしょう。

もちろん、「有楽町の店舗というおしゃれなイメージを演出したい」という意図はわかりますが、インターフェース、ナビゲーション部にその意図をはめ込むのは、あまりにも利用者不在の考えです。

おそらく、このサイトをデザインしたプロのウェブデザイナーも、一生懸命知恵を絞ったことでしょう。しかし、そこは「専門的なフラッシュクリエイター」だからこそ陥ってしまった問題かもしれません。





http://www.vwj.co.jp/cars/newbeetle/index.html
自動車メーカーV 日本サイト:

次の例も同じく使いづらいサイトの例です。メインメニューが左上にあるのはいいのですが、より目立つメニューがあちこちに散乱しているため、どこをクリックするべきなのか利用者は戸惑うでしょう。

もう一つの問題は、オンマウス時のメニューの反応です。例として、「シミュレーション&見積り」となっているところにマウスを当てると、「Configuration & Quotation」と反応します。マウスを当てる動作は、利用者がその先の情報を求めているという目的があるので、マウスを当てたときに、より分かりやすい情報を提示しなくてはなりません。しかしこれでは内容が異なる上に、突然英語表記になるために混乱を引き起こすことになるでしょう。

このサイトをデザインした人は、美しく仕上がったと思っているでしょう。利用者も一見、綺麗で良く出来たサイトと思うことでしょう。しかし、それを使う段階になって、初めて問題に気付くのです。




http://www.bs-sports.co.jp/bs_sports_01.html
スポーツ用品メーカーB:

典型的な自己中心型フラッシュサイトの例です。なにが問題かは、実際にアクセスしていただくとわかるでしょう。

このページがトップページになっていて、PROFILE、PRESS RELEASE等のメニューが入っています。それ自体問題はありませんが、このメニューが表示されるまで、企業のフライングロゴが出て、バックグラウンドの画像がにじみ出てきて、サイトのタイトルが出て・・・と、数秒後にようやくメニューが表示されます。

利用者は、別のメニューを見るためにトップページに戻ると、その度にその動きを見せられ、数秒間待たされる羽目になります。

このデザインの決定を行った人は、自分のサイトをほとんど利用していないことは確実でしょう。




【2】より使いやすく、分かりやすく、が最重要課題


日産自動車サイト(2003.1)

「インターネットは難しい。」

これは、インターネット未経験者/初心者や、高齢者から聞かれる多くの意見です。

では、古くからある電話、同じ画面を使うメディアであるテレビ、ビデオなどはなぜ
簡単なのかを考えてみると、それは、インターフェースの統一性と断言できるでしょう。

すでにプッシュ式が主流の電話機と、テレビのリモコンは、同じように数字が左上から右下に3列で配置されています。また、ビデオも、その昔からあるテープレコーダーと同様に、三角形のマークの再生ボタン、四角の停止ボタンなど、今まで慣れ親しんだインターフェースと共通のボタンがあります。そんなルールが、利用者への敷居を低くし、簡単に誰でも使いこなせるようになっているのです。

しかし一方、上記【1】のサイト例のように、送り手の勝手な好みだけで作られたサイトが氾濫する状況では、利用者は常に新しいインターフェースを学習することを強いられ、それがインターネットの難しさに繋がっているのです。インターネットに長けた方でも、新しいアプリケーションを使うことに対しては抵抗がありますよね? デザイン上、縦に数字が並んでいる携帯電話もありましたが、廃れてしまいました。そんな失敗を繰り返してはいけません。

2002年後半に、日産自動車は、以前のユニークなレイアウトイメージ(キャプチャー画面はこちら)を廃止し、左画像のように、一般的なポータルサイト的レイアウトに変更しました。これは、送り手側からの要因もあると思いますが、明らかに個性より汎用性を取り入れ、敷居を低くするための変更であったことは確かです。

サイトのデザインでは、ユニーク性やイメージ重視といった、送り手側からの一方的な考えを押し付けるサイトではなく、受け手のための本当にベストな選択、を考えるべき時期に来ていることの現れでしょう。



当社のウェブデザインは、決して上記ようなミスは犯しません。つねにグローバルな視点から、R&Dを行い、ベストな回答を導き出します。 

Homeへ ページトップへ

サービスのご案内:
ホームページ制作・運営
ウェブ・データベース構築
(株)マジェスティック

  03enterprise Web Magazine
業務内容 ●ウェブサイト・デザイン●ウェブ・データベース構築■ウェブサイト運営●インターネット・イントラネットサーバー構築●CD-ROM制作●各種DTP(カタログ、パンフレット等)制作 ■会社案内 ■人材募集
Phone:03-5762-7156(ダイヤルイン)  ■お問い合わせページ E-Mail:info08(at)03enterprise.com