
夏になるといよいよマリンスポーツのシーズン到来ということになるが、昨今のサーフィンブームで、日本の悲しいサーフィン事情は容易に想像できる。もともとサーフポイントになりにくい岩場か平坦なビーチが多い海岸線に対し、世界有数の人口密度が特定のポイントに集中するため、毎年この時期は特に異常なサーフィンコンディションとなる。
一方、米国西海岸の波乗り環境としては、ハンティントン、ニューポートなどダンパーにならないビーチや、マリブ、トパンガのような岬にそって割れるリーフブレイクが、一般居住者の住宅地域から車で1時間以内の場所に点在するため、湘南のように、ダンパーの波に10人が一度にテイクオフしてボトムターンすることなく終わる、という寂しい状況は考えられない。
写真のように、きれいなレギュラーブレイクでも、小さい腰サイズ(グッドコンディションとは呼ばれない)なら、平日はガラガラ、乗り放題である。(サンタモニカから車で数分のサンセットポイント)
ハワイやバリなど、良い波のポイントは他にもあるが、文化レベルや、就労先の確保など生活拠点としてのトータルバランスを考えると、西海岸が日本の異常なサーフィン事情に辟易した人の移住先として人気の高い理由は明白である。
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