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ウェブアプリケーションが「脱ブラウザ」に 10/01/2007 17:10:42 |
![]() 一般的なブログやCMSでは、その気軽さから、ブラウザを使ったコンテンツ管理・データ送信が主流でああるが、より複雑・高機能化するコンテンツ配信に対し、「果たしてブラウザをどこまで管理ツールとして使えるのか?」という疑問がある。 近年話題のAJAX、Rubyなどを駆使した高級管理アプリケーションを開発するという方向もあるが、ブラウザがクラッシュしたり、酷使して挙動がおかしくなったりするケースが増える度に、果たしてそれが本当にTCO的にも正しい選択なのか?と思えるのである。 先日、GoogleがAdWords Editorという広告出稿専用アプリケーションを開発したが、結局その使い勝手はブラウザの限界を越えた優位性がある。「アカウントをすばやく簡単に操作」「キーワードや広告テキストを一括変更」とあるように、やはりブラウザでなんでもかんでも管理する、という従来の管理手法に対し、Googleのエンジニア達は別の方向を考えたようだ。 また、最近、高機能のウェブメールが登場し、普通のメールソフトに引けをとならない機能とインターフェースが付加されているものもあるが、とてもスムーズに動くとは言えないものばかりだ。 ちなみにこのサイトも、使いやすいデータベースアプリケーション「ファイルメーカーPro」を使って更新を行っているのだが、新規追加や過去記事の検索・編集など、データベースならではの操作性があるし、画像の追加なども一瞬で済むので、ブラウザベースの管理では考えられない操作性である。やはりスピードを争う現代のビジネスツールとしては、単に導入コストやその時のトレンドだけで判断するのではなく、当たり前であるが、使い勝手のいいものを導入することがTCO的にはベターと考えられる。 http://www.google.com/intl/ja/adwordseditor/index.html |
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