FileMaker Tips
FileMaker Pro 12から11へのダウングレードについて 05/17/2012 18:04:23
4/10にファイルメーカーの新しいバージョン12が発売になったが、やはり旧バージョンとの互換性が無い問題は大きい。もし、現在でもv.11を購入したい場合について、ファイルメーカーカスタマーサポートに確認を取ったところ、下記の2種類の方法がある、と回答があった。

1)各種販売店での流通在庫でv.11を購入する。つまり、パソコンショップなどで売っているパッケージを購入する。

または、

2)パッケージ版、またはオンラインでv.12を購入し、ユーザー登録後、カスタマーサービス(FileMaker カスタマサポート : 0120-983-850、またはServer版・FileMaker ボリュームライセンスご相談窓口 : 0120-983-878)へ連絡し、ダウングレードの手続きを行う。ユーザー登録が反映されるまで2−3営業日を要するので、急ぎの場合はファックス等で対応してもらう。

2)の方法(ダウングレード手続き)では、別途手数料が3,000円かかるため、1)の方法がコスト的にはベターだ。しかし、1)の方法でv.11を購入した場合はアップグレード版を購入しなければ将来v.12を手に入れることは出来ないが、2)のダウングレード手続きでは、v.12のライセンスキーとは別に、v.11のライセンスキーが(NO LICENSE) という形で付与される形になるので、将来v.12を使いたい場合はこちらが有効だ。なお、v.9へのダウングレードは、2012年9月27日で終了するが、v.11へのダウングレードは、当面の間、終了することは無いそうだ。

FileMaker Pro(クライアント版)以外のライセンス(Advanced版、Server版)は問い合わせ先が異なり、0120-983-878 となっているとのこと。

2013/5 追記:
FileMaker v.12も、v.4となり大きな問題は潰され、またFileMaker Go v.11の販売が2013年9月30日で終了することになった。いよいよ、.fp7フォーマットを使い続けることよりも、新フォーマットへ切替を仕向けるFileMaker社の圧力が強まってきたと考えられる。たしかに、v.12は安心して使えるステージになってきた。これからは、将来性が制限されつつあるダウングレードより、手間がかかるが性能と安定性がアップした現行バージョンへと切り替えることお勧めしたい。

2013/8追記:
fp7からfmp12へのアップデート作業は、fp5からfp7への切替よりもずっとトラブルが少ない。かつてのfp5からfp7への切替作業では、外部データソース管理や繰り返しフィールドの問題などで頭の痛い問題が多発したが、今回はむしろアップデート後、何事も無く動いてしまうケースが多い。



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