FileMaker Tips |
祝:FileMaker v.16発売 05/10/2017 06:07:23 |
本日5/9、FileMaker 16シリーズの発売となった。 今回は、FileMaker Serverを糧とする我々にとって重要な2点の新機能が加わった。 1)REST ベースの FileMaker Data API いままでのXML、PHP APIに代わる?と考えられる機能で、カスタムWebの開発ベースに大きく影響するテクノロジーだ。今後のカスタムWebの高速・安定化に貢献すると思われるので、的確にキャッチアップしていきたい。 ただし、この部分は将来的に有償化される懸念もあり、カスタムWebでも同時接続ライセンスが適用されるようなことがあれば導入は限定的になるだろう。 2)FileMaker ServerでのPDF自動生成 いままで、FileMaker Server上でPDFを生成させるには、FPDFなどのPHPライブラリを使用してガリガリとコードを書いていく必要があった。しかし、FileMaker Serverのスケジュールに「レコードをPDFで保存」のスクリプトを組み込めば、FileMaker Proのレイアウトで作成した同一デザインのPDFがそのままサーバー内で自動生成できることになった。GUIでPDFレイアウトの設計と修正ができるメリットは大きい。 このスクリプトは、FileMaker ServerとWebDirectで有効、カスタムWebは非対応だが、カスタムWebの場合、 exec('/Library/FileMaker\ Server/Database\ Server/bin/fmsadmin run schedule (schedule number) -u (server admin name) -p (server admin password)'); *schedule numberは作成順? のPHPスクリプトを走らせることで都度そのスケジュールを走らせることが可能だ。 例: exec('/Library/FileMaker\ Server/Database\ Server/bin/fmsadmin run schedule 4 -u admin -p p@ssw0rd'); 残念ながら、このサーバー内でのPDF保存機能ではWebビューワ部分の書き出しは未対応(真白く表示)のようだ。 |
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