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新しいアップルのノートブックはMacBook Air 01/15/2008 07:55:34





待ち望んでいたAppleの小型ノートパソコンがいよいよ発売になった。1/15のサンフランシスコ・マックワールド2008でその全貌を確認した。

細かいスペックはアップルのサイトでご確認いただくとして、私の感想としては、

-これはサブノートブックというより、サブサブノートブックという印象である。今日の肥大化したアプリケーション、ムービーなどのハンドリングを考えると、80GB HDと2MBのメモリは最低レベルの容量だ。iMovieなどのヘビーアプリケーションを快適に使うのは厳しいだろう。
-拡張性がかなり制限されている。内蔵ハードディスクやSSDは交換できないし、メモリも増やせない(ボート上にハンダ付け)。ポートはFireWireが外され、1つのUSBポートになっている。当然、モバイル時にもUSBハブ、Ethernetドングルは必携になる。底面の写真を見てのとおり、切れ目のない1枚板であり、バッテリも交換できないので、セカンドバッテリは持ち歩くことはできない。
-今まで、ノートブックを大型画面に接続し、デスクトップマシンとして使い、必要時には取り外して使う、という方法を取って来た方も多いと思うが、上記のように、サブサブ機能に絞られたスペックでは、このような使い方は厳しいだろう。
-これは、MacBook ProやMacBookの線上に並ぶマシンというよりは、完全に違うコンセプトのモデルである。アップルではこのマシンの開発に100にのぼるプロトタイプを開発したという(NYTimes)。当然、既存の製品との競合、棲み分けを考えた製品なのである。


さまざまな制限があるにせよ、いままでのMacBookでは得られない軽さ、薄さを備えたこのノートブックは、快適なモバイルワークをもたらしてくれるはずだ。





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