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Nullrive社NetShareで、iPhoneを外部モデム(無線ルーター/HotSpot)として使えるようにする 08/01/2008 19:31:44







AppStoreに、革新的だがちょっと疑問のあるソフト、Nullriver, IncのNetShareがアップロードされている。これは、iPhoneの”使えない”機能の一つ、パソコンの無線ルーターとして使う事を可能にするものである。いまどき、高機能携帯電話であれば、パソコンとの連携が可能で、パソコンはその携帯経由インターネットに接続できるのが当たり前となっているのだが、iPhoneはあえて?それができない。AT&Tでは30ドルのオプションを用意している機種もあるようだが、iPhoneにはそれも無い。

しかし、その障害を乗り越えるのがこのNetShareなのである。これさえあれば、無線LAN、HotSpotを探しまわる必要がなくなるのだ。

肝心の入手方法だが、AppStoreで掲示/削除が繰り返されていて、今度またいつ削除されるかわからない。(日本時間8/2(土)15時現在、削除されている)
もしアップされていたら、希望者は急いでダウンロードされることをおすすめする。$9.99だ。

設定、インストールもちょっと面倒であるが、数分程で完了した。以下、そのステップを書き留めておきたい。画像は左から1)〜7)と対応している。

1)MacBookのAirMac設定で、ネットワークを作成...を選ぶ。
2)なにか適当な名前をつけて保存する。他人からのむやみな接続を望まない場合「パスワードを要求」をオンにする。
3)続けてシステム環境設定の「ネットワーク」の設定を行う。通常の接続とは異なるため、既存設定とは分けておきたいので、上部の「ネットワーク環境」プルダウンメニューから、「ネットワーク環境を編集...」を選び、次のダイアログで+のマークをクリックして環境を追加しておきたい。
なにか分かりやすい名称であればOK。追加が終わったら、完了ボタンを押して、メイン画面で先ほど設定したネットワーク名を選ぶ。
4)「詳細...」ボタンを押して2カ所変更。TCP/IPタブから、IPv4の構成「DHCPサーバーを使用(アドレスは手入力)」を選び、192.168.10.2(プライベートIPであればよい)を入力。
5)2箇所目の設定は、プロキシタブを押し、「SOCSプロキシをオンにして、SOCSプロキシーサーバーを192.168.10.1とする。
6)次にiPhoneの設定だ。Wi-Fiネットワーク設定から先ほどつけた無線LAN名をえらんで、右の青い矢印を押す。すると裏画面が出るので、IPアドレスを入力。

以上で作業完了である。

7)試しにスピードをみてみたところ、約140KB/Secの速度であった。

ちなみにE-Mailが変えない、スカイプが使えない、といった問題もあるようで、このあたりは追って確認してみたい。



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