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ハードディスククラッシュと戦う(1)〜モバイルシリコンディスクSSD 10/24/2008 13:52:08

ハードディスクがギガ時代に突入したころ、その高音の回転音は高性能の証?だったかもしれない。パソコンのスイッチをいれると、キーンという回転音とともに、ガリガリという特有のサウンドがいかにもデータを読み出しているという印象で、生き物が動き出す前の心音・血流音のようだった。しかしその「心拍音」も、ディスクが不調になると、いかにも弱った感じの「ジョリッ」といった音を繰り返すようになったり、「ピー」という音とともに、画面にエラーメッセージが表示されることになる。

私は、デスクではデスクトップパソコン、外出時にはノートブックパソコンを使用しており、作成したファイルは外付け2.5inchドライブに保存していた。外出時はデスクトップパソコンから外付け2.5inchドライブを外し、ノートブックパソコンと一緒に持ち歩いていた。

しかし、先日そのハードディスクも、上記のような不協和音と共に、書き込み時にエラーが発生するようになったため、急遽代わりのディスクを購入しようとしたのだが、SSD(ソリッドステートドライブ)とよばれるフラッシュメモリの64GBサイズも店頭にあり、1〜2年ごとにこのような故障に悩まされて来た身としては、迷う事無くSSDを選択した。

READスピードに対してWRITEスピードが遅いという不評のあるSSDだが、それほど大きなサイズのファイルを頻繁にハンドリングしないためか、ほとんどその遅さは気にならない。また、寿命が短いという噂?があるが、まさか数年でダメになることはないだろう。それ以上に、何と言っても軽く小さく、また消費電力も少ないため、ノートブックの消費電力削減にも貢献する。もちろん衝撃や振動にも強く、この快適さを分かってしまうと、もう従来のハードディスクの環境には絶対に戻れない。



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