Server Management
FileMaker Server 10でのスケジュール設定を使ったインポート・エクスポートスクリプトステップの注意 10/09/2009 22:17:03
ファイルメーカーサーバー10から、サーバー側で、レコードのインポート・エクスポートスクリプトステップの自動処理が可能になった。しかし、注意事項として、

-インポートされるファイルは、FileMaker ServerのDocumentsフォルダ以下(MacOSXでは、/Library/FileMaker Server/Data/Documets/)か、スクリプトステップで作成されるテンポラリディレクトリ内でなくてはならない。(シンボリックリンクでも可)

-サポートされるファイル形式は、
 Comma- Separated Text format (csv or .txt)
 FileMaker Pro HTML Table format (.htm) Export only
 Merge format (.mer)
 Microsoft Excel format (.xls or .xlsx)
 Tab-Separated Text format (.tab or .txt)
 XML format (.xml)
であり、ファイルメーカー形式(.fp7)はサポートされない。


ファイル指定をしてスクリプトを作成する方法は、
  変数を設定[ $filepath ; 値:Get ( ドキュメントパス ) & "output.tab"]
  レコードのインポート[ダイアログなし ; 「$filepath」; 追加 ; UTF-8 ]
のような形か、
  file;/HD1/Library/FileMaker Server/Data/Documents/filename.csv
のような形で指定する。

もし、クライアントがFTPでファイルをアップし、それをインポートするような場合だと、FileMaker Serverからはクライアントのホームディレクトリ内のファイルをインポートすることはできないので、ユーザーホームディレクトリ以下にあるディレクトリから、FileMaker Server/Data/以下に「Documents」の名称でシンボリックリンクを作る。FileMaker Serverは指定のフォルダがシンボリックリンクであってもインポート処理を行ってくれる。



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