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| アフターコロナで仕事のやり方は変わるのか？ 06/10/2020 23:28:33 |
コロナ禍の中、テレワークが必須となり、オフィスに行かない自由な業務スタイルが定着したかに思えたのだが、どうやら緊急事態宣言解除、東京アラートも解除となった後には、結局、多くの企業が元の仕事のやり方に戻ってしまったようだ。 これは、ビッグデータが都市の人口集中度を調査したり、電車の乗車率の増加を示したデータでも分かるのだが、我が社の運営する「03enterprise Online Store」でも、緊急事態宣言中と後で、大きな売上の差が出たことでも体感することができた。 「03enterprise Online Store」では、パソコンとトラックパッドを一体化して快適な入力環境を実現する「Crispy Backboard」という商品を販売している。そして、この購入者のほとんどが個人、つまり在宅環境での利用が主体と考えられるのだが、緊急事態宣言中と、その後で比較すると、緊急事態解除直後にその売上が激減した。 緊急事態宣言が解除されたことは良いことであるが、そう、今は、みんな会社に戻ってしまったのだ。 この動きには、自分個人としては残念である。せっかくコロナの影響で、幅広い仕事のスタイルが日本に広まってくれると期待していたのに。その期待は見事に裏切られた。 我々日本人は、もっと効率や環境問題、自身の健康までも考慮した、自由な仕事のスタイルを考えるべきだ。 もちろん、オフィスに行く方が効率的な人もいると思う。しかし、なぜ日本人は長時間の満員電車に乗ることに疑問を持たないのか？ なぜ日本人は熱帯を上回る気候でもスーツとネクタイを求めるのか？ その他過剰とも思えるビジネスマナー、なによりも慣習を優先する体質など、無用で非効率な仕事のスタイルが、自由に仕事を進める世界との格差をさらに広げることになるだろう。 |
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